公正競争/独占禁止法
公正に業務を遂行するどのように勝つか
なぜ「バリュー第一」か
当社は自由競争市場を信じています。 自由競争市場ではジョンソンコントロールズのブランドを差別化できる機会が最大となります。 顧客主導を守り、クラス最高のサービスを提供することで、当社は競争を勝ち抜き、ブランドに対する長期的信頼を勝ち取ります。 自由市場を推進する法律(米国では「独占禁止法」、他のほとんどの国では「公正競争法」と呼称)は複雑で、違反すると重い罰則を科される可能性があります。 当社の競争に不公正または欺瞞と見られる動きがあるだけでも、当社の評判が損なわれ、法的賠償責任が課される可能性があることを認識しています。
「勝つ」とはどういうことか
当社は以下の正当な方法で仕事を勝ち取ります。
- 競合他社との以下のような公式、非公式の合意や行動を回避します。
- 特定のサービス価格の請求(価格の固定)
- 入札プロセスの操作(談合)
- 地理または顧客ごとの市場分割(市場分配)
- 率直かつ正確で、誇張のないバリュープロポジションを示す
- お客様の既存の業務契約に不適切な介入をしない
- 「グローバル独占禁止および公正競争規程」を読み、理解する
- 市場シェアによる地位を決して濫用しない
まず考える
Q:
今年のMetroExpoでパネルディスカッションの開始を待ちながら、競合企業の営業ディレクターと話す機会がありました。 その際、私たち双方がサポートする主要都市の設備担当役人について、特に対応しづらい相手だと思わないか尋ねられました。さらに、私たちのような企業がこぞってこの都市との取引を断ったらどうなるかという想像を話し出しました。 共通のお客様に関する話題に居心地の悪さを感じたため、私は電話を受けるふりをして講堂の反対側にある座席に移りました。 どう対応すればよかったのでしょうか
A:
会話を打ち切ったことは、正しい対応でした。 この懸念を早急に法務部に報告することも、賢明な措置です。 トレードショーや交流会は、業界の最新動向について学び、時代から遅れないためには重要な場です。 その一方でこのようなイベントでの競合他社とのやり取りには、競争に関する法に触れるリスクを伴う可能性があります。 共通のお客様をボイコットすることについて競合企業と話すと、特定の市場から企業を締め出そうとする違法な合意を成立させる、あるいは「同調して」特定のお客様に圧力をかけるよう企てたと見なされる可能性があります。