顧客情報保護
顧客の信頼を維持するどのように勝つか
なぜ「バリュー第一」か
顧客主導であることは、顧客との約束を守ったり期待に応えたりすることにとどまりません。 その中核にあるのは、自分たちの利益だけではなく顧客の利益に配慮する態度を示すことにより、顧客の信頼を獲得し続けることです。 機密情報はお客様と当社の双方にとって同じように貴重なものです。承認されていない使用や開示は、金銭的な損害を負うと共に評判を著しく損なうおそれがあります。 託された機密情報を保護するために、当社ではさまざまな予防措置を講じています。
「勝つ」とはどういうことか
当社は以下の方法でお客様の信頼を保っています。
- 当社の機密情報と同じように細心の注意を払ってお客様の機密情報を扱う
- お客様の情報を守るために、適切なセキュリティ手段を取る
- お客様の機密情報を開示する相手を、権限が与えられている人、および業務上そのデータにアクセスする必要がある人に限定する
- お客様が許可した相手を除き、社外の誰とも お客様の機密情報を共有しない
- 機密情報ではないことを未確認の情報は、機密情報ではないことと確認できるまで機密情報と見なす
- 適用される個人情報保護法と当社のプライバシー規程に従う
- 何らかの形でお客様の情報が不適切に扱われたことを知ったか、またはその疑いがある場合は、速やかにコンプライアンスチームか法務部門に報告する
まず考える
Q:
ジョンソンコントロールズで働くようになってから10年の間に、私は多くのグループと仕事をし、全社にわたって強いつながりを築きました。 1つ前の所属グループの友人から、新しいサービスのマーケティングに生かすため、お客様のメールアドレスのリストを送ってほしいと頼まれました。 全社が1つのチームであることを踏まえ、友人を助けたいと思いましたが、社内とはいえ、この情報を共有すべきか確信が持てませんでした。 この依頼にどう対処したらよいでしょうか。
A:
全社を1つのチームと考える業務運営には、全社で協力する方法を探すことも含まれるため、法的義務と倫理的義務を果たす責任も共有することになります。 機密情報が多々含まれるお客様の情報を守る義務も、これに該当します。 そのような情報を無許可で公開すると、情報が悪意のある者の手に渡り、お客様と当社の評判を危険にさらすおそれがあります。 求められた情報は共有しないでください。また友人には、お客様の意図した目的にのみ情報を使用するためにお客様から信頼されていることを念押ししましょう。お客様の意図と異なる使い方をするときは、事前にお客様の許可を得る必要があります。